「マイボトルってエコっぽいし、始めてみたいけど、続けられるかな…?」
そんな軽い気持ちから、私のマイボトル生活は始まりました。
2025年の夏は特に暑く常に水を携帯しておきたかったんですよね。
まずは無印良品で探してみたものの、お目当てのものは見つからず、ダイソーで手頃な価格のボトルを購入してスタートすることに。
ですが最初はボトルを洗うのが面倒だったり、うっかり持って出るのを忘れてしまったり。
カバンの中で場所を取るのが気になったりと、
「これは続けられるのかな…」
と不安になることもありました(笑)
ですが
「まずは1ヶ月だけ続けてみよう」
と決めてみたら、見えてきたこともありました。
環境のためだけじゃない、”わたしのためのエシカル”という新しい視点です。
この記事では、マイボトル生活を始めたきっかけから、続ける中での気づき、そして「無理なく心地よく暮らしに根づく」エシカルの形を、私の実体験とともにお届けします。
マイボトル生活を始めたきっかけと最初のつまずき
きっかけは、コンビニでPayPayを入金した帰り道。
ふとゴミ箱に目をやると、たくさんの空きボトルが山積みになっていました。
2025年は暑かったですもん。
「私もこれ、毎日1本ずつ増やしてるんだな…」
そんな小さな違和感から、マイボトル生活が始まりました。
さっそく安定の無印良品へ行き、マイボトルを探してみたものの、求めていたものが見つからず。
ドラゴンボールにでてきそうな”超神水”みたいな形のものがありましたが、さすがに大きい(笑)
その後、何気なく寄ったダイソーでマイボトルを発見。
「これなら持ち歩いても気分が上がりそう」
と、気軽に購入しました。
「試しにやってみよう」
そんな軽い感覚でした。
でも、実際に始めてみると最初の1週間で早くもつまずきました(笑)
例えば
- 洗うのが意外と面倒(特に朝バタバタしているとき)
- ボトルを持っていくのを忘れてしまう日が続く
- カバンの中で意外と場所を取り、重たく感じる日もある
特に多かったのが、私の場合忘れてしまうんですよね。
カバンに入れてたつもりがまだ洗い物置き場に残ってたり
「向いてないのかなぁ~」
と思った日も正直ありました。
それでも続けてみたいという気持ちが、どこかにあったんです。
最初に感じたあの“もやっ”とした違和感が、心の奥で小さく響いていたのかもしれません。

最初からうまくできなくて当たり前。小さな『違和感』に気づいたことが大切なのではないでしょうか。
1ヶ月続けてわかった習慣化のコツ
- 朝のルーティンに組み込む
- ボトルの相性
- 完璧を求めない
「マイボトル生活、無理かも…」
と感じた時期もありましたが、なんだかんだ1ヶ月は続けられることに成功しました。
すると、少しずつ“自分なりの続け方”が見えてきましたね。
まず”朝のルーティンに組み込む”こと。
親の朝食(介助)を済ませた後、洗い物と一緒にマイボトルを準備するようにしたら、忘れることが減りました。
あとは出かけるときに気付くかどうか(笑)
次に気づいたのはボトルの相性の大切さかもしれません。
最初に買ったボトルはデザインこそ気に入っていたものの、大きくて洗いにくく、パンパンなバッグでは扱いづらかったんです。
そこで300mlタイプの小型ボトルに変えてみたところ、バッグにも入れやすく、使いやすくなりました。
頻繁な補充は必要ですがそれでも“ないよりはずっとマシ”です。
さらに意識したのは完璧を求めないこと
忘れた日は「また明日からやればいい」と気楽に考えるようにしました。
自分を責めずに続けられるようになったことで、マイボトルは“ストレス”ではなく“自然な存在”へと変わっていった気がします。

がんばりすぎず続けられる工夫をするのポイント。習慣って、『気持ちよく続けられる形』に変えると身近になるのかもしれません。
変わったのは行動だけじゃなかった。心の変化
マイボトルを持ち歩くようになって変わったのは、行動だけではありません。
気づけば、自分の中の“感覚”や“考え方”にも、小さな変化があらわれていました。
ペットボトルを買わなくなったこと自体には、最初あまり自覚がありませんでしたが
「今日もゴミを出さずに済んだ」
と思えたとき、少しだけ自分を誇らしく感じたんです。
大きなことはしていなくても、小さな選択が自信や前向きな気持ちにつながっていく感覚。
思わぬ変化かもしれませんね。

行動が変わると心にも変化が生まれる。その変化こそが“自分らしいエシカル”を育てていくのかも。
マイボトル生活で見つけた「わたしにちょうどいいエシカル」
1ヶ月マイボトル生活を続けてみて分かったのは、気合を入れすぎないほうが長く続けられるということ。
これは、何ごとにも共通するのかもしれませんね。
はじめは「毎日ちゃんと持って行かなきゃ」と気負っていましたが、
忘れた日があっても、「じゃあ今日はペットボトルでいいか」と思えるようになっていきました。
”みんながやっているから”ではなく”わたしができる範囲でやる”へ。
その考え方に変わったことで、気持ちが楽になったかも?もちろんこれだけに限りませんが。
完璧じゃなくていい。
無理にストイックになる必要もない。
暮らしに“すっとなじむ”感覚こそ、「わたしらしいエシカル」なのだと実感しています。

自分の心地よさに正直になると、エシカルはもっと自然なものになる。『ちょうどよさ』は、人それぞれですよね。