異常気象や環境破壊のニュースを目にするたび、心の奥がざわつきます。
2025年の夏も、各地で”異常な暑さ”が話題になりました。
「自分にできることなんてあるの?」
立ち止まってしまうのは、きっと自然なことです。
でももし“今日の小さな選択”が、未来の暮らしに影響を与えているとしたら?
特別なことをしなくても、今の自分にできる「ちょっといい選択」を重ねることで、あなたらしい未来のつくり方が見えてくるかもしれません。
この記事では、難しく考えすぎずに始められる小さなアクションのヒントを私の暮らしでの気づきとともにお伝えしていきます。
「ひとりの行動に意味なんてある?」というモヤモヤに向き合ってみる
「自分ひとりが頑張ったって、社会は変わらないんじゃないか」
と思ってしまうことがありました。
近年はSNSの普及により海外のリアルな日常動画を見ることができます。
特に東南アジアの一部のリアルな日常を目にするたび、SDGsって何だろうと考えさせられますね(笑)
スーパーでエコ商品を手に取っても、「でも、まわりはみんな普通にプラ包装だしな…」と迷って、元に戻してしまったこともありました。
でも、もしかしたら私の行動を見て「いいな」と感じる誰かがいるかもしれない。
そう思えた瞬間から、私はもう一度エコな選択を意識し始めました。
もちろんエコ(エシカル)な選択を意識したキッカケは白斑症や介護など、さまざまな経験が重なったことも大きいです。
誰かの一歩がまた別の誰かの行動につながっていく。
小さなアクションが、じわじわと波紋のように広がっていく。
それこそが”未来を変える力”なのだと感じています。

小さな一歩が未来を変える始まりになるのではないでしょうか。
暮らしの中の選択肢を見直してみるだけでもいい
「未来のために何か行動したい」
大きなことをしようとするとハードルが高く感じてしまうことがあります。
正直、何から始めればいいのか分からないのも自然なことです。
そんな時は、「日常の中で、どんな選択をしているか」に目を向けてみるのがおすすめです。
たとえば、僕は毎日こんな選択をしています。
- どこで、どんな食べ物を買うか
- どんな洗剤や日用品を使うか
- 何を使い捨てにするか、しないか
本当にこんな些細な事です。
しかしこれら一つひとつが、少しずつ未来に影響を与えているんです。
最近の私は地元の直売所で野菜を買うことが増えました。
おそらく、地方で暮らすようになった影響が大きいのでしょう。
地元の農家さんから買うことに、ためらいは全くありません。
もちろん「安い」という理由もありますが。
他にも、こんな選択を意識しています。
- 詰め替えボトルの商品を選ぶ
- エコ包装のあるものを優先する
- 家族でゴミの分別について話す
中でも一番取り入れやすいのは詰め替えボトルを選ぶことです。
特にシャンプーやボディソープは種類も豊富で、コストも抑えられます。
ほんの少しの意識で、暮らしは未来とつながっていく、そう思っています。

いつもの選択をちょっと見直すだけでも未来への一歩になるのではないでしょうか。
行動することで心も少し明るくなる?
「未来のためにできることをしたい」
そう思っても実際何をすればいいかわからず、立ち止まってしまうことってありますよね。
小さなアクションでも“行動してみる”ことで、心に変化が生まれることがあります。
- 地元の野菜を選んだ日、「ちょっといいことしたかも」と思えた
- エコバッグを忘れず持っていけたとき、「やればできるじゃん」と嬉しくなった
- 家族と「電気の使い方」を話したとき、何気ない会話が心地よかった
そんな一瞬一瞬が、自分の選択に意味を見出すきっかけになっていきます。
別に完璧じゃなくていいんです。
行動できた自分をちょっとだけ褒めてあげる。
それだけで、心がふっと軽くなることもあります。
何より誰かと一緒に取り組むと、もっと続けやすくなります。
小さな選択や気づきを家族や友人と共有することで、
「私だけじゃないんだ」と思えたり、共感から新しいアクションが生まれたり。
未来のための行動は、今の自分をちょっと明るくする力も持っているのではないでしょうか。

今の自分のためにも、やさしい行動はあると思います。
まとめ|未来は遠くにあるものじゃない。いま選ぶことの中にある
未来ってどこか遠いもののように感じるかもしれません。
「今日、何を選ぶか」
「どんな行動をするか」
という“今この瞬間の選択”が、未来を少しずつ形づくっています。
無理をする必要も、完璧を目指す必要もありません
できることを、できる範囲で。
「これなら続けられるかも」
と思える選択を、自分のペースで重ねていく。
それがきっと、あなたらしい未来とのつながり方だと思います。
未来は特別な人だけがつくるものじゃない。
あなたの、そしてわたしの「日々の選択」が、この先の社会や環境を少しずつ変えていきます。
まずはできることからでいい。
その一歩が“ちょうどいいエシカル”の始まりになります。