SNSで見かけるプラスチックフリーや手作りのエコグッズに囲まれたキラキラしたエシカルライフ。

「素敵だな~」

憧れる一方で

「私にはできないかも…」

と思ってしまうこともあります。

エシカルという言葉には、

「難しそう」

「お金がかかりそう」


というイメージがつきもの。

正直に言うと、私自身も以前は”特別な人や団体のためのもの”という印象が強く、少し距離を置いていました。

実際はそんなに気負う必要はありませんでした。

エシカルな暮らしは特別なものではなく、ほんの少しの選び方の工夫から始められるもの。

完璧を目指すのではなく自分らしいペースで、心地よく続けることこそが大切だと、私は日々感じています。

この記事では、私自身の体験を交えながら、がんばりすぎない心のゆとりを育むエシカル入門をお届けします。

かすみ

がんばりすぎないエシカルこそ、いちばん長く続く選択だと思っています。

エシカルって難しくない!実は身近な選び方の話

「エシカル」と聞くと、なんだか高価なオーガニック商品ばかり買わなきゃいけないとか、特別なライフスタイルを送らなきゃいけない。

そんなイメージを持っていませんか?

でも、実はそんなに構える必要はありません。

エシカルな暮らしは、日々の買い物や行動の選び方の延長線上にある、シンプルなものなんです。


身近にできる、ちょっとしたエシカル

例えば身近にできるエシカルは以下の通り。

「これならもうやっているかも?」

そう思った人もきっと多いのではないでしょうか。


私の体験から

都内で暮らしていた頃、直売所に行く習慣はほとんどありませんでした。

けれど地方に移住してからは、毎日のように通うようになり、その新鮮さと美味しさに驚いたことを覚えています。

しかもスーパーより安く買えることも多く、お財布にもやさしいんです。


エシカルの第一歩は選ぶこと

こうして”選ぶ”という小さな一歩を踏み出すこと。

そして”自分の選択が誰かのため地球のためになっている”と知ること。

それこそがエシカルな暮らしの始まりだと私は思います。


完璧を求めて息詰まった過去

正直に言うと私自身もかつては、SNSで目にする“完璧なエシカルライフ”にプレッシャーを感じていました。

プラスチック包装をどうしても避けられなかったり、ついエコバッグを忘れてしまったり…。

そんな小さな「できないこと」にばかり目が向いて、「私ってダメだなぁ」と落ち込んだことも少なくありません。


小さな「できたこと」に気づく

エシカルな暮らしは「できないこと」に注目するのではなく、「できたこと」に気づくことから始まるのだと。

「今日はマイボトルを使えた」

「直売所で新鮮な野菜を買えた」


そんな小さな成功体験を積み重ねるうちに、心は自然と満たされていきました。

完璧を求めすぎると、かえって続けることが苦しくなってしまうのです。


伝えたいこと

この『カスミノ』で私が一番伝えたいのは”完璧じゃなくて大丈夫”ということ。

自分を責めることではなく、自分の選択を心から楽しむことです。


今日から始める心地よいエシカル習慣

エシカルな暮らしを始めるのに、大げさに構える必要はありません。

大切なのはまずは気軽に小さなことから試してみること。


今日からできるちょっとした工夫


私の体験から

私自身も最初は”直売所で野菜を買うこと”くらいしか頭にありませんでした。

当初はエシカルという言葉すら意識していなかったのですが、少しずつ

「これってどういうことだろう?」

と考えるようになったんです。


習慣になるエシカル

そうやって小さな一歩を積み重ねていくうちに、エシカルな選択が心地よい習慣として自然に身についていきます。

歯磨きやストレッチのように、気づけば毎日の暮らしに溶け込んでいるような感覚になります。


「もう悩まない!」心地よく続くわたしらしいエシカルの育て方

エシカルな暮らしは誰かに評価されるためのものでも、自分を追い詰めるものでもありません。

長く心地よく続けるために、大切な3つのヒントをご紹介します。

3つのヒント
  1. 自分をジャッジしない
  2. 好きなジャンルから始める
  3. 一緒に話せる人を見つける

1.自分をジャッジしない

「今日はマイバッグを忘れた」

「ついプラスチック製品を買ってしまった」


そんな日があっても大丈夫。

完璧にできなくても、自分を責める必要はありません。

私もよくあること。

むしろ、

「今日はマイボトルを使えた!」

「量り売りのお店に行けた!」


などといった”小さなできたこと”に目を向けることが大切。

その積み重ねが心を軽くし次の一歩へとつながります。


2.好きなジャンルから始める

エシカルな選択肢は食・ファッション・日用品・旅など、あらゆる分野に広がっています。

まずは、自分が心から「楽しい!」と思える分野から始めてみてください。

勉強だって苦手なものから取り組んでもはかどりませんし(私の場合)

「好き」から始めることこそ、無理なく続ける一番の近道ではないでしょうか。


3.一緒に話せる人を見つける

エシカルな暮らしは一人で背負うものではないと思います。

SNSや身近な人との会話を通じて情報交換をしたり、悩みを共有したりするだけで、続けるハードルが下がります。

仲間とつながることは「一緒にがんばれる楽しさ」を運んでくれます。

ただ、勧誘目的で近づいてくる方も中にはいるので注意してください。


心地よさのカギは「追い詰めないこと」

3つのヒントに共通するのは自分を追い詰めないということ。

それこそがわたしらしいエシカルな生き方を見つけるための一番大切な秘訣です。


まとめ|「完璧じゃなくて大丈夫!」心が満たされるエシカルな一歩を踏み出そう

エシカルとは「正しさ」「完璧さ」を競うものではありません。

大切なのは、あなた自身が心から心地いいなと感じる選択を積み重ねていくこと。

その小さな一歩が、やがて暮らしも心もやさしく変えていく力になります。

今日からできることは、とてもシンプルです。

「まずは気にしてみる」ことから気軽に始めてみませんか?

その小さな選択が、あなたらしいエシカルな生き方を見つける大切な道しるべになるはずです。

かすみ

ちょっとやさしい選択が積み重なると、暮らしも心も、きっと温かくなってくるはずです。